こんにちは。
僕デブえもんです。
昨日はリワークのアサーションⅠ(グループミーティング)基礎編に参加しました。
アサーションとは、自分の気持ちの伝え方で、自分も相手も大切にする自己表現の事を言います。
例えば(参考図書 「よくわかる アサーション 自分の気持ちの伝え方」 平木典子)一部抜粋
・食事に誘われたのですが、お断りしたいが何と言おうか?
・上司から頼まれた仕事を延期したいがどうすればいいだろうか?
・人と違う自分の意見や気持ちが言えない。
・商品を間違えられても変えてもらう事が出来ない。
・自分の意見を通すために、人の気持ちを配慮できない。
こうしたトラブルを解決し、より爽やかに生きるための方法がアサーションです。
その時々に応じたアサーティブな対応をグループで考えてみるミーティングでした。
アサーションでは自己表現のタイプを3つに分けて考えます。
○非主張的・・・引っ込み思案、相手まかせ、自己否定的、弁解がましい、卑屈
○攻撃的・・・強がり、一方的に主張する、自分本位、無頓着、支配的
○アサーティブ・・・正直、率直、積極的、歩み寄り、柔軟に対応する、自分の責任で行動
の3つです。
どう見ても、アサーティブな方が自分も相手もOKでお互い爽やかになります。
日本人は、「非主張的」なタイプが多いみたいです。
・はっきりセールスが断れない
・無理な頼みごとを断れない
(ただし相手によって対応が変わる。例えば家族にはいばる人でも、職場の上司に対しては非主張的になる場合もあるそうです)
そのほか「攻撃的」なタイプでは
・自分の言い分を無理に通す
・自他尊重とは程遠い
・相手の犠牲の上に成り立つ自己表現
(ただしそうした表現をする人は、お互いが心地よい人間関係が築けないので、結果的にいい気分でばかりいる事はできません)
そして「アサーティブ」なタイプ
・自分の気持ちと考えを大切に・・・しますが、同時に相手の気持ちと考えも尊重しようとします
・自他尊重のコミュニケーション
・自分に正直、率直な言動
(誰もが目指したい自己表現ですよね・・・)
今回は基礎編という事であまり深くまではミーティング出来ていないのですが、
アサーティブになる為の「DESC法」というのを習いました。
☆「D」は状況を描写するDescribeのD
状況や相手の行動を描写する。具体的で客観的に表現できる事を述べる事です。
(相手の意図や自分の気持などは含めない)
☆「E」は自分の気持ちを説明するExpainのE
Dに対する自分の主観的な気持ちを述べる事
(あまり感情的にはならず、性格に建設的に表現する)
☆「S」は提案するSpecifyのS
自分だけでなく相手も望む行動や解決案、妥協案などを提案する事です。
具体的で現実的で小さな行動を明確に述べたりします。
(相手の反応が否定的な場合がある事も想定する)
☆「C」は代案を述べる・選択するChooseのC
相手の反応が肯定的な場合と否定的な場合の両方をあらかじめ考えておいて、
それに対してどういう行動をするか選択肢を示します。
(選択肢は具体的、実行可能なもので、相手を脅かすものではないように注意する)
グループミーティングの例として
◎サークルに入りたくない・・・
会社の同僚からソフトボールサークルに誘われました。そのサークルには自分は全く興味がなく入会する気になれない
これを「DESC法」で回答すると
「ソフトボールをしないかと他の同僚からも誘いがあったしポスターでも募集をみたよ。」←(D)状況
「でも、ソフトボールはあまり好きじゃないなぁ~」←(E)気持ち
「サークルに誘ってもらってうれしいんだけど、ソフトボールはあまり興味が無いので、入会については遠慮させてもらってええ?」←(S)提案
「ソフトボール以外で興味があるサークルなら入会を考えてみたいと思うのでその時は声をかけてほしいな」←(C)代案
このように素直に答える事が出来ます。(他にも多々色々意見もあります)
もう一つ
◎最近、部下の様子が何となくおかしい・・・
最近、遅刻が増えた部下がいます。仕事中もぼんやりしている事が多く、ミスも目立ちます。
あなたは上司として、部下にどのように声をかけますか?
これを「DESC法」で回答すると(順番はバラバラでもよい)
「最近調子が良くないように思うが」←(E)気持ち
「大丈夫?」←(E)気持ち
「先週は3回も遅刻していたね」←(D)状況
「仕事中も手が止まっている事が多いね」←(D)状況
「何か問題を抱えているのではないかと僕は心配なんだ」←(E)気持ち
「よければ少し話を聞かせてくれないか?」←(S)提案
「もし私に話しにくければ、産業医の先生に話を聞いてもらってはどうかな?」←(C)代案
と円滑にコミュニケーションを取ることもできます。(これも多々色々意見もあります)
なんか、わし専門的になっていきよる。
自分のアサーション度を測るチェックリストもありました。
まぁ、うまくコミュニケーションをとってもっと円滑にしようって事です。
書いているうちに超長文になってしまいました。
途中で僕の表現方法がわからなくて、あきらめている方もいるのではと思います。
(↑この文章はその人たちは読んでないでしょうね(クスっ))
お互いを大切にしながら、それでも率直にコミュニケーションを交わし、自分の感情をきちんと把握し、わしらがもっとる非合理的な思い込みを正して、それをうまく表現できれば皆仲良く楽しくやっていけるのではないかと思います。
これも「あ・と・で」に似てますね。
うつうつ闘病日記.007(あ・と・で)
http://blogs.yahoo.co.jp/dtkkg255/69120188.html
あ・ありのままに受け止めて
と・とりあえず表現を変えたりフォローしたり
で・出来るだけ正直に言葉にする
おぉ~。なんて自己満足な日記なんだ!
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